補聴器Q&A

Q1.騒音がある場所で補聴器を使うことはできますか?

A1.お使いの補聴器の種類によりますが、一般的には騒音による影響がない補聴器がほとんどです。ただ、極めて大きな騒音のある環境では耳を傷める場合もありますのでご注意ください。ただ、ご自分の「聞こえ」の程度に合った補聴器で、きちんと調整されていれば問題はありませんし、通常の街中の騒音程度でしたら全く問題はありません。

Q2.補聴器を使えば離れた人の話も聞こえますか?

A2.講演会場や周囲の声が行き交う公共の場所では、話し手と聞き手の距離があるほど周囲の騒音・反響などの影響で、補聴器での聞き取りが困難となります。十分に調整された補聴器でも、話し手の声が聞き取れる距離は、静かな所でも5メートルが限界と言われています。

Q3.離れた人の声が聞こえる様にするにはどうしたら良いですか?

A3.FMシステムの活用をお勧めします。FMシステムとは遠くにいる話し手の声をキャッチしFM電波でより快適な聞き取りを実現する補聴援助システムです。FMシステムは送信機と受信機で構成され、話し手が送信機を装着し、聞き手の補聴器に受信機を装着して使用します。これによって補聴器のみでは不可能な場所でも聞こえによるコミュニケーションが実現できます。キクチ本店ではFMシステムのデモ器を用意していますので、素晴らしい聞こえを体験いただけます。

Q4.両耳に補聴器を装用しなければいけませんか?なぜ、両耳装用が良いのですか?

A4.両耳で聞くことは両目でみることと同様に自然なこと。2つの耳は互いに機能しあっているので、両耳に難聴がある方は、補聴器を両耳に装用することで、片方の耳だけの装用よりも、会話が聞き取りやすくなります。

Q5.価格の高い補聴器と安い補聴器の「聞こえ」に差はありますか?

A5.補聴器を装用する環境によって「聞こえ」に差がでます。例えば、特に騒がしい騒音の中だと言葉の聞き取りに違いが出ます。雑音を抑え、常に聞き心地を良くできる補聴器もあります。ただし、どんなに高価な補聴器でも「聞こえ」の程度や補聴効果、評価に個人差があります。「聞こえ」や使用目的に合わせて、納得のいく補聴器をご購入されることをお勧めします。まず、ご自分の「聞こえ」の程度を知ることが大切です。その上で、どのような時に困っているのか、また、どのような時に補聴器を装用し、改善したいのか等をお教えいただくことが大切です。

Q6.補聴器の耐用年数はどのくらいですか?

A6.補聴器の耐用年数は一般的に約5年と考えてください。しかし使い方や手入れの仕方によって大きく変わります。手入れが悪ければ1年や2年で故障する場合も少なくありません。一方、大切に使われて、10年以上、故障がなく使われている方もみえます。また、補聴器は耐用年数以外に聴力の変化によっても効果が薄れ、十分な補聴効果が出なくなることがあります。多くの補聴器は聴力の変化に対処できるようになっていますが、ある範囲を超えた変化には対処できない場合もあります。

Q7.補聴器のお手入れはどのようにすればよいですか?

A7.補聴器は小さな精密器械ですので、基本的には購入されたお店で、お手入れやクリーニングをしてもらうことをお勧めします。お手入れ以外にも普段から、補聴器を使用していないときは、専用の湿気を取る乾燥剤の入ったケースに保管することが大事。この場合、電池は本体から取り出して、本体の電池収納部のふたを開けた状態で入れてください。また、電池は乾燥ケースには入れないでください。補聴器をご自分でお手入れする場合は、各メーカーの補聴器の取り扱い説明書に従って行うことをお勧めします。

Q8.一度シールを剥がした空気電池に再びシールを貼った場合、電池の消耗を減らすことができますか?

A8.補聴器用電池は、空気電池というもので空気中の酸素を使って発電しますので、空気の取り入れ口(空気孔)があります。その空気孔に空気が入ると電池として機能するようになっているので、使用前の補聴器用電池には孔をふさぐシールで空気が入らないようになっており、補聴器を使用する時はシールを剥がして使用します。一度、シールを剥がしてしまいますと、使っていなくても放電状態が続きますので、ある一定期間を過ぎますと電池がなくなってきます。ご使用になるときにシールを剥がし、その電池がなくなるまでお使いください。

Q9.使用済みの空気電池はどこへ捨てればよいのですか?また、どのように捨てればよいのですか?

A9.使用済みの補聴器用空気電池(ボタン電池)は、お求めいただいたキクチにお持ちいただければ、補聴器回収の専門機関に送りリサイクルします。その際、電池がショートするのを防ぐため、電池のプラスとマイナスをセロハンテープなどで絶縁してから、ご持参ください。ご協力をお願い致します。

Q10.補聴器は保険で購入できると聞きましたが本当ですか?また、補聴器を購入するのに補助制度のようなものはありますか?

A10.保険にもいろいろありますが、健康保険、生命保険では補聴器を支給されることはありません。ただ、身体障害者自立支援法による手帳保持者の方には、難聴の程度に応じ補聴器の支給を受けられる制度があります。補聴器の購入の補助制度は居住する市町村により異なりますので、居住する市町村の福祉法担当窓口にお問い合わせください。

Q11.医療費控除の対象になりますか?

A11.医療控除の対象になる医療費は、医師等による診療、治療、施術等を受けるために直接必要な費用に限られます。ですから、医師の治療等とは関係なく、単に難聴であるというだけでなく補聴器を購入した場合のように日常生活の用をたすための費用というのは、医療費控除の対象になる医療費にはなりません。
治療目的と認められる補聴器についてはこの限りではありませんのでお問い合わせください。

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