よくあるご質問
目・視力について
Q3.遠視と老眼は、どこが違うのでしょうか?
A3.遠視と老視はどちらも凸レンズで補正しますが、その目的は全く異なります。
正常な目の人は遠くを見る場合、目はリラックスした自然な状態でピントが合っています。しかし、遠視の人はリラックスした状態では、遠くにピントが合わないので、自分自身のピント合わせの力で補って遠くを見ようとします。しかし、ピント合わせの力を働かせ続けるのは疲れやすくなるため、凸レンズで補って正常な目の人と同じ状態をつくっているのです。
一方、老視はそのピント合わせの力が弱くなることを言います。ピント合わせの力が弱くなると近くにピントが合わせにくくなるため凸レンズで補正するのです。
つまり、遠視は遠くの見え方を正常な人と同じようにするため凸レンズを使い、老視は近くにピントが合うようにするため凸レンズで補正するのです。